RS工法
RS工法とは?
RSとは「ラウムストラクチャー(空間構造)のこと。四隅の柱と床、天井の梁のみで強固な耐久性を確保する木造ラーメン構造で、間取りなどは全てお客様のご要望にあわせた構造に出来ます。
従来の工法では構造上、柱や梁、耐力壁や筋交いが必要なため、お部屋の大きさに規制がありました。
RS工法は最大約40畳の空間を四隅の柱と梁、そして僅かな耐力壁だけなので、広い空間設計の実現が可能になりました。
RS工法特徴と事例PDF | |
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いままでとこれからの住まい作り
今まで
経済成長期の日本の建築業界は、建てては壊すスクラップ&ビルドの考え方で住宅の価値は10年経つと評価はなし20年~25 年のサイクルで建替えするという考え方で建築していました。
これから
住まいをスケルトン(構造)とインフィル(内装、設備)の二つに分けて、丈夫な構造で住 まいを作っておけば内装・設備のメンテナ ンスをすることで住宅が長持ちしていく。今後中古住宅の流通を良くすることで住宅の資産価値が上がっていくという考え方。
永く住む為には、部屋の間仕切りなども変更して 「家族環境の変化」に対応できることがポイント。
しっかりした構造を選択、資産価値を考えるすまい作りが必要なのです。
今までの木造ではできない大空間を生かした建物
梁を軽量化しオリジナルの接合方法を新しく開発したため、最大8m角の柱なし空間が確保できます。ゆとりのあるリビングダイ ニングや開放感のある大きな吹き抜け、大開口が可能になります。
ゆとりの空間をどう使うかは、お客様の住まい方をお伺いし 当社がご提案いたします。
将来的に間取が変えられる「永く住める」住い
SRII工法の建築では、最大11.4倍の壁倍率(実験値)をもつフレームを使い
内部耐力壁を減らすことができます。
強度を確保しながらライフスタイルにともなったまどり変更が楽にできるのです。
お客様のライフスタイルに合った間取りに変えていくことがもっと住 みやすい。永く住める住い(スケルトン=構造)といえます。
地震に強い建物が建築できます
2004年新潟中越地震
3回の震度6強の揺れに仮筋交いで問題なし。
大きな柱と梁を接合する独自の接合方法が木造でありながら非常に強固な構造であることが証明されました。
RS工法では性能表示制度、最高等級「等級2.3」クラスが標準設計です。
RSの木材の強さ
RS工法では集成材をもちうるため木材強度があがり将来的に狂いの少ない住いが建築できます。
集成材は住宅だけではなく、大規 模建築にも利用されて います。
集成材は、 無垢材の1.5倍の強度をもっています。
梁の曲げ過重で1.3倍
柱の鉛直過重で2.5倍
の強度をもっています。
木材に含まれる水分量が15%と低く曲がり、反りがありません。
木材は燃えますが、断面が大きくなると表面は焦げて炭化層ができ、酸素の供給が絶たれ、燃え難くなり、1000℃以上になっても必要強度は保たれます。建築基準法令でも集成材の防火性能は認められております。