右足麻痺の方のためのリフォーム
ご主人が『脳梗塞』を発症し入院。
リハビリを開始し、歩行器などにて歩行は安定してきた。
退院後ADLは、ほぼ回復しましたが、右足に少し麻痺が残っているので床の段差や浴槽をまたぐのがやや不安定な状態です。
高齢のご夫婦ふたり生活されており、入浴以外はほぼ自立出来ています。
介助の必要な行為は、奥様が担当されています。
ご本人様は、出来る限り自立した生活を送りたいと希望されています。
ADLとは?
Activities of Daily Livingの略で食事、歩行、トイレ、入浴、着替えなどの日常生活動作のことです。
現場日記
【玄関】
玄関土間とホームまでの段差が23cmがあり、
その先の廊下にも19cmの段差
寝室へは12cmの段差がありました。
玄関段差に固定式の式台を設置し段差乗り越えを容易に出来るようになりました。
玄関横壁
水平移動するところには横手すりを
上下移動するところには縦手するを設置しました。
【廊下】
廊下の移動をスムーズにするため手すりを取付けました。
【浴室】
L型手すりを出入口近くの壁に設置することで
ドアの開閉後の移動と浴室への出入りが安定して出来るようになります。
【トイレ】
トイレまでの経路各所に手すりを設けることで、安定して歩行移動できます。
【キッチン】
廊下とキッチンの段差解消しバリアフリーになりました。