住宅診断とは?

タイミングや流れ、業者の選び方を徹底解説!

近年では、住宅の購入・売買・リフォーム・メンテナンスなどのために、住宅診断を活用することが一般的となってきました。

人生の中でも一番といってよいほど大きな買い物であり、大切な資産にもなる住宅をプロの目線でチェックしてもらえることから、安心して取引ができるという魅力があります。今回は、住宅診断について、タイミングや流れ、メリット、さらに業者の選び方のポイントについてご紹介します。

1. 住宅診断とは?

ここでは、住宅診断とはどういったものなのか、タイミングや流れを含めてご紹介します。

1-1. 住宅診断とは?

住宅診断とは、住宅のスペシャリストである住宅診断士が専門家の見地から、劣化状況や不具合の有無、改修が必要な箇所やかかる費用などを見極めてアドバイスを行うものです。とくに、住宅を購入する前や売却する前に住宅診断を行うことで、より安心して取引を行うことが可能になります。
アメリカでは住宅の取引における70%から90%と高い割合で住宅診断が活用されており、日本でも急速に普及しています。住宅診断のことをホームインスペクションと呼ぶこともあります。

1-2. 住宅診断士とは?

住宅診断士とは、公認ホームインスペクター資格試験に合格した人に与えられる資格です。住宅診断士は目視で診断を行い、第三者の目線から中立的な立場でアドバイスを行います。
住宅診断士は、住宅のお医者さんとして総合的な診断を行い、不具合が見つかった場合には専門業者によってさらに詳しい診断が行われます。住宅診断士とは、いわば住宅のかかりつけ医のような存在であるといえるでしょう。

1-3. 住宅診断を行うタイミングとは?

住宅診断を行うベストのタイミングは、引き渡し前の内覧会と、売買契約の直前の2つがあげられます。新築物件の場合や、購入を前提としている場合には、引き渡し前の内覧会に住宅診断士を同行して検査を行いましょう。検査には3時間から5時間程度かかるので、不動産会社に必ず住宅診断を行う旨を伝えてください。
一方で、診断結果を見て購入を決めたいという場合や中古住宅を購入する場合には、契約の直前に住宅診断を行いましょう。なかには、住宅診断を断る不動産会社もありますが、そういった場合には何か問題がある可能性が高いので念のため契約を再検討するのがおすすめです。

1-4. 住宅診断の流れは?

まずは、地域にいる住宅診断士を検索し、電話やメールで問い合わせを行います。診断を行いたい物件の住所と希望日、建物の状況や情報、総床面積、図面の有無などを伝えておくとよりスムーズに進めることができます。料金を確認し依頼が完了したら、必要な資料を用意します。平面図や立面図、短計図、小屋伏図、基礎伏図を用意し、可能であれば事前に提出しておきましょう。
当日、診断を行ったら状況の報告を受けます。その際に、不動産会社の担当者が同席している場合には、問題点を直接伝えてもらいましょう。
後日、診断の結果を写真と文章でまとめた診断報告書が発行されます。診断報告書は、基本料金とは別料金になっていることもあるので、事前に確認しておくのがおすすめです。将来家を売却する際や、メンテナンスを行う際に役に立つのでしっかりと保管しておきましょう。

2. 住宅診断を行うメリット

ここでは、住宅診断を行うメリットについてご紹介します。

2-1. トラブルを防げる

住宅の売買にはさまざまなトラブルがつきものです。大きな買い物なので、あまり経験の無い方が多く、どこまでを欠陥として業者に指摘してよいのかわからないという人も少なくありません。また、今後の付き合いが気になり、なかなか強く出ることができないというケースもあります。そういった場合に住宅診断士が同行することで、自分で気づかない欠陥や言いにくいこともしっかりと第三者の立場から伝えてもらうことができます。

2-2. 適正価格を知れる

住宅のリフォームを行う場合に多いのが、相場よりも高い過度なリフォームを提案されるトラブルです。住宅診断を活用することで、どの程度のリフォームが本当に必要なのかを知ることができます。無駄な費用をかけずに、必要な部分だけ適正価格でリフォームしたいという方におすすめです。

2-3. 丁寧に作業をしてもらえる

とくに新築物件に多いのが、事前に住宅診断を行う旨を伝えておくことで、より丁寧に作業をしてもらえるというメリットです。プロの目線から厳しくチェックされることが事前に分かっているため、住宅会社自身で自主検査を行ったり、掃除を行なったりしてくれることも多くなります。

3. 住宅診断を依頼する業者の選び方

住宅診断を依頼する業者を選ぶ時には、まず資格をチェックするのがおすすめです。できれば一級建築士の資格を持っている住宅診断士を選ぶようにしましょう。二級より一級の方が必ずしも優れているというわけではないのですが、やはり一級建築士の方が経験豊富である傾向にあります。
また、不動産業者との癒着も考えられるので、第三者性についてしっかりとチェックすることが大切です。不動産業者から紹介された住宅診断士ではなく、きちんと自分で業者を選ぶようにしてください。

4. まとめ

今回は住宅診断について、流れやメリットについて詳しくご紹介しました。住宅診断を行うことで、第三者の目線からしっかりと住宅の状態をチェックしてもらうことができます。トラブルを防ぐためにも、不利益を被らないためにも、ぜひ活用を検討してみてください。 兵庫県加古郡にあります「株式会社林工務店」では、一級建築士、JSHIホームインスペクター(住宅診断士)、NPO法人ホームインスペクターズの資格を持つ建築士が、住宅に関するかかりつけのお医者さんとしてアドバイスを行います。住宅の購入前や売り出し前だけでなく、居住中の自宅についてもご活用いただけます。ぜひお気軽にご相談ください。

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