リノベーション 品質編

具体的に比べてわかる、リノベーションのメリット

「費用も時間も掛けずに、見かけも品質も新築同様の家を手に入れたい」と思っても、はたしてどこまでリフォームできるのか、気になるところです。「空間」「デザイン」「耐震・制震・耐防火性能」「断熱性」「バリアフリー化」「創エネ」に分けて、リノベーション前と後を比較してみましょう。中途半端にリフォームしても、家の品質は上がらず、数年後にまたリフォームしなければならないかもしれません。これからも快適に長く住み続けるためには、どんなリフォームが必要なのか、どこまでできるかを検討してみてください。

20203511228.png

202035112335.png

空間

機能空間で快適な生活

長く暮らすうちに、家族構成や暮らし方が変わり、間取りがライフスタイルに合わなくなってしまうことがあります。細かく仕切られた子ども部屋を広々としたリビングに変えたり、狭い脱衣所を車いすでも入れる広い脱衣所と段差のない浴室に変える、窓の少ない部屋を光や風と触れ合える明るいリビングにする、孫たちが集まれる広いウッドデッキを作るなど、お気に入りの間取りに変更してはどうでしょう。

さらに、節水型トイレ、高断熱で節水型のシステムバス、内窓をつけて断熱・遮熱効果を上げる、扉を閉めたままで採風できる玄関ドア、調湿をする壁、日差しをさえぎるオーニングなど、家の部材を新しくすることで、節水や節電などの省エネを実現し、エネルギー消費に頼らない、エコな住空間を実現することができます。

毎日、長時間を過ごす空間だからこそ、ライフスタイルに合った、くつろげる快適な家にしてみませんか。

 

 

202035113517.png

202035113859.png

デザイン

内装・外観を総合的にコーディネート

見た目で劣化が気になるのは内装や外壁でしょう。特に外観デザインは、住まいの第一印象を決める大切な要素です。リノベーションなら、内壁はもちろん、外壁も剥がし、好みのデザインと性能に作り作り直すことができます。

外観スタイルは、片流れ屋根や洋館のシルエットをアレンジした「モダンなデザイン」や、開放感あふれる南欧風や落ち着いた北米風などの「洋風デザイン」、木目調や格子を組み合わせた和モダンや数奇屋風などの「和風モダン」と、素材のテクスチャーや色合いにこだわって、様々なイメージにデザインすることができます。

インテリアスタイルも、和風・現代風・洋風といった「形」、スタイリッシュカラー・ナチュラルカラー・シックカラーといった「色」の組み合わせから、思い通りのコーディネートが可能です。ライフスタイルや好みに合わせて、トータルにコーディネートしてみませんか。

 202035114941.png

202035115135.png

性能〔耐震・制震・耐防火〕

様々な災害に備えて

阪神・淡路大震災後に耐震基準が見直されるなど、ここ十数年で、耐震・制震・免震に関する考え方が大きく変わってきました。1981年以降に建てた家も一度、耐震調査・診断を受けると良いでしょう。耐震性が足りない場合は、リノベーションと一緒に耐震補強することをおすすめします。耐震補強は、地盤・耐力壁・床剛性・重量・接合性を総合的に考える必要があります。耐震性が弱くても、瓦屋根を金属屋根に変えるなど、リフォームで建物を軽くすれば地震に強くなります。壁の中に耐震補強金物『ハードロックⅡ』や制震システム『TRCダンパー』を入れることで、耐震性や制震性を上げることもできます。壁がしっかりしている場合、床や接合部に負担がかかるので、接合部を検証する必要があります。

災害は自分たちが気をつけていても、周囲からもらい火をすることがあります。でも、外壁材をリノベーションで耐防火性の高い材質に変えれば安心です。

 

 

20203512385.png

 

202035123942.png

光熱費の節約につながる断熱性

理想は「夏も冬も快適」な家ですね。その願いを叶えてくれるのが「家の断熱性」。断熱性の高い家は外気の温度を室内に伝えず、室内の温度を外に逃さないため、あまり冷暖房を使う必要がなく、光熱費を抑えられます。

逆に断熱性の低い家は、冷暖房を強くしても、外気の影響を受けて夏も冬も、なかなか快適な室温になりません。そればかりか、暖房している部屋と、廊下やトイレなどの暖房していないスペースの温度差が大きくなるため、断熱性の低い窓や壁は、結露を起こしやすく、カビや細菌繁殖の原因にもなります。結露は健康にもよくありませんし、壁の内部に防湿層がないために起きる内部結露は家の劣化にもつながります。ぜひ、断熱性の高い家へのリノベーションをご検討ください。

 202035124849.png

202035124956.png

住む人にやさしい家を

年齢を重ねていくと、少しの段差につまずきやすくなるなど、若いころと同じじゅうかんきx住環境では不便が生じてきます。家庭内事故を未然に防ぐためには、段差をなくしたり手すりをつけるなど、家の中のバリアフリー化が望まれます。

また、介護が必要になったり、車いすでの生活なども考えると、出入口を開口部が広い引き戸に変える、ゆるやかな匂配のスロープを設置する、浴槽を低くするなど、見直さなければならない部分も出てきます。一方、バリアフリー化された家は、段差が少ないため掃除もしやすく、小さなお子さんが走りまわっても安心、高さの低い浴槽は小さなお子さんにもまたぎやすいなど、高齢の方のみならず、若い世代にも使いやすいものです。全体のバリアフリー化を考えてリノベーションをすれば、いつまでも安全で暮らしやすい、住む人にもやさしい家に生まれ変わります。

 

202035125936.png

2020351312.png

一歩進んだ創エコを

断熱性能を高めた「省エネの家」を、さらに、一歩進めた家が「創エネの家」。創エネとは電気や熱などのエネルギーを作り出すことです。

代表的なものが、太陽光で発電をする太陽光発電システムで、太陽の陽が差す昼間に発電し、余った電力は自動的に電力会社に売却される仕組みになっています。

また、太陽光発電以外にも、家庭用燃料電池で電気とお湯を作り出すコージェネレーションシステムがあります。住宅での創エネは地球環境にやさしいことから、補助金制度もあります。リノベーションでは、エネルギーを節約する省エネから、一歩進んでエネルギーを創る創エネを考えてみませんか?創エネは大地震時などの災害用非常源としても優れています。

 20203513104.png

「工期」から見たリノベーションのメリット

建替え新築やリフォームでは、住んでいる家やその一部を壊して新しくするというケースが多いでしょう。その場合、施工期間中のご家族が暮らす場合が問題になります。工期が短れば、一時的な仮住まいで生活したり、リフォームをしない部屋に荷物を寄せ集めて生活するという不自由な暮らしが短くすみます。リノベーションでは、新築に比べると契約や着工までの期間が短く、工期も短いことも大きなメリットです。

 

 

202035131110.png

 

Facebookはこちら!

 

 

2024年5月
« 4月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031